些細な呟き(「オーメンズ・オブ・ラブ」と正六角形)
わかる方にしかわからない話だと思うのだけれど、「オーメンズ・オブ・ラブ」という曲がある。もとは「THE SQUARE」の曲だけれど、吹奏楽にも編曲されて(ニュー・サウンズ・イン・ブラス)、割とよく演奏されている(と思う)。私も演奏したことがある。
で、その吹奏楽編曲の方に限って…なのだけれど、最初のテンポが速くなったところのメロディー(最初から7小節目、他。「D〜C,F,Es〜」というメロディー)が、どうしても私には「せ〜いろっかっけ〜い」(正六角形)と聴こえてしまうのだけれど…、私だけだろうか。
曲は「惚れ込んでいる」というレベルで好きで、演奏するたび・聴くたびに気持ちが新しくなるような、そんな気がするくらい好きなのに(ユーフォニアムのパートはあまり吹きがいがないけれど…)、正六角形だなんて…申し訳ない。
「B’z The Best“Pleasure”」より「LOVE PHANTOM」「love me, I love you」「Easy come, Easy Go!」「ZERO」
「B’z The Best“Pleasure”」より。このCDは何度も通して聴いてみたのだけれど、飽きない(他のB’zのCDはこれから聴いていくので、他との対比という点ではわからないけれど)。とりあえず最初の4曲について(その他はこれ以降書けるかどうかわからないけれど、取捨選択できなかったので曲順にしてみた)。
1曲目の「LOVE PHANTOM」。最初CDが壊れたか間違ったかと思うようなはじまり方だった(すみません)。最初の優雅で美しいメロディーから徐々にテンポが上がっていく過程を含めて、この曲に対して私が抱くイメージは「飛行」のように思う(飛行機が離陸するイメージから、確実に強く飛行しているイメージへ。それからまた高い場所へと飛行)。いろいろな音を使っていて変化も大きく最後まで一気に聴ける。うまく言葉にならない部分が大きいのだけれど、このアルバムの中でも1,2を争うくらい好きかもと思うくらい惚れた。しかし間抜けなことに「君を探し彷徨うMY SOUL」をいつも「君を探し彷徨う場所」と聴き違えてしまう…申し訳ない。
2曲目の「love me, I love you」は先日のテレビ番組でも見ていた。最近、迷いが多い私には、この歌詞を聴いて恥ずかしくなった。私はどうする?私はどうしたい?自分の足元を固めて一歩一歩進むことが大切なのだと思い知った。「人の心はどうしても何か足りないけれど そこんとこ埋めるべきなのは恋人じゃない親でもない ねぇ そうでしょう?」…そうなのだった。しかし「そのうち まあ なんとかなる Hey そうだろう?」…そうだな。…というようなことを、からっとしたメロディーで伝えられるのがすごいと思った。
3曲目の「Easy Come, Easy Go!」に抱くイメージは「夜明け」。夜の暗さもしっかり見据えたからこそ見える「太陽」のしっかりした光のイメージ(が、希望にもつながっているかもしれない)。というわけでこの曲に対して私が抱いているイメージはオレンジ色なのである。お説教がましくなく、ごく自然に「あ、私は私の道を行こう。行ける」と確実に思える。おおらかで広い気持ちになれる。
4曲目「ZERO」。本当に「ゼロ」からという感じが伝わってくる。「ゼロ」から、「ゼロ」だけれど、そこから何か…という感じがある。覚悟を決めたような規則正しい打ち込みのせいか、あるいはサビのメロディーの雰囲気かなぁと思う。サビの「今あいたい すぐあいたい〜」はよく口ずさんでしまう。「ねむりたい もうねむりたい〜」と口ずさむと、「あ、眠りたいと思ってもいいんだ」と思う。細かいことだけれど「もう1回」の後の一瞬の間が好き。
今日買ったCD(武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブルVol.10)
- アーティスト: 武蔵野音楽大学ウィンドアンサンブル
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックレコーズ
- 発売日: 2001/04/25
- メディア: CD
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「ムジカ・ボエマ」は割合私の好きな感じ。チェコの作曲家とのことで独特の味わいがある。「スクーティン・オン・ハードロック」もテンポよくスマートにかっこよいもので(この曲のかっこよさは先日書いた「Awayday」のかっこよさと似ている気がする)好き。他にもしっかりした曲が揃っていて「あぁ、吹奏楽を聴いた!」という感じが味わえる。
「さようなら」(倉品正二 作詞・作曲…らしい)
353さん(id:ZO353:20050315:1110867962)の日記で取り上げられていて思い出した曲。私はこのNHKの番組は見ていないのだけれど、この曲は歌ったことがある。やはり小学校の時だったか、中学校の時も唄ったか。
ゆったりとした優しいメロディーと優しい歌詞。
本当は私は「さようなら」という言葉が苦手…というか、きちんと「さようなら」という言葉と向き合えずにいる。とてもとても悲しくなってしまうから。でもこの歌詞は大丈夫のような気がする。
いつまでもいつまでも忘れずに、とあるからだ。
そして、当時から3番が妙に好きだったことも同時に思い出した。
心の中に夢を抱いて
明日の光を願いながら
今日の思い出忘れずに
いつかまた いつかまた 会える日まで
夢を抱いて、光を願い、忘れずに(忘れられない)、いつかまた。
(「さようなら」という曲について書いただけなので、この日記自体は続きます)
「そよ風のマーチ」
「そよ風のマーチ」(松尾善雄作曲)
この日記(「風向計」)をはじめた頃(2004年8月頃)に「はてな吹奏楽クラブ」でブーム?になった曲。久しぶりに聴いてみた。初めて聴く曲ではないのに、今日聴いてみると、オープニングから何だかとても楽しい爽やかな気分になって、にこにこと笑顔になってしまった。さらに自分が笑顔であることを自覚すればするほど顔がにこにことなる。何回も聴いた曲なのに、こんなことは初めてだ。今日あった楽しいことを思い出したというわけでもなく。
不思議な気持ちになったので書いてみた。どうしてだかよくわからないけれど、にこにこと楽しい気持ちになることは嬉しいことだな、と思った。明日も笑っていければいいな。