「B’z The Best“Pleasure”」より「LOVE PHANTOM」「love me, I love you」「Easy come, Easy Go!」「ZERO」

B’z The Best“Pleasure”」より。このCDは何度も通して聴いてみたのだけれど、飽きない(他のB’zのCDはこれから聴いていくので、他との対比という点ではわからないけれど)。とりあえず最初の4曲について(その他はこれ以降書けるかどうかわからないけれど、取捨選択できなかったので曲順にしてみた)。

1曲目の「LOVE PHANTOM」。最初CDが壊れたか間違ったかと思うようなはじまり方だった(すみません)。最初の優雅で美しいメロディーから徐々にテンポが上がっていく過程を含めて、この曲に対して私が抱くイメージは「飛行」のように思う(飛行機が離陸するイメージから、確実に強く飛行しているイメージへ。それからまた高い場所へと飛行)。いろいろな音を使っていて変化も大きく最後まで一気に聴ける。うまく言葉にならない部分が大きいのだけれど、このアルバムの中でも1,2を争うくらい好きかもと思うくらい惚れた。しかし間抜けなことに「君を探し彷徨うMY SOUL」をいつも「君を探し彷徨う場所」と聴き違えてしまう…申し訳ない。

2曲目の「love me, I love you」は先日のテレビ番組でも見ていた。最近、迷いが多い私には、この歌詞を聴いて恥ずかしくなった。私はどうする?私はどうしたい?自分の足元を固めて一歩一歩進むことが大切なのだと思い知った。「人の心はどうしても何か足りないけれど そこんとこ埋めるべきなのは恋人じゃない親でもない ねぇ そうでしょう?」…そうなのだった。しかし「そのうち まあ なんとかなる Hey そうだろう?」…そうだな。…というようなことを、からっとしたメロディーで伝えられるのがすごいと思った。

3曲目の「Easy Come, Easy Go!」に抱くイメージは「夜明け」。夜の暗さもしっかり見据えたからこそ見える「太陽」のしっかりした光のイメージ(が、希望にもつながっているかもしれない)。というわけでこの曲に対して私が抱いているイメージはオレンジ色なのである。お説教がましくなく、ごく自然に「あ、私は私の道を行こう。行ける」と確実に思える。おおらかで広い気持ちになれる。

4曲目「ZERO」。本当に「ゼロ」からという感じが伝わってくる。「ゼロ」から、「ゼロ」だけれど、そこから何か…という感じがある。覚悟を決めたような規則正しい打ち込みのせいか、あるいはサビのメロディーの雰囲気かなぁと思う。サビの「今あいたい すぐあいたい〜」はよく口ずさんでしまう。「ねむりたい もうねむりたい〜」と口ずさむと、「あ、眠りたいと思ってもいいんだ」と思う。細かいことだけれど「もう1回」の後の一瞬の間が好き。

B’z The Best“Pleasure”

B’z The Best“Pleasure”