ユーフォニアムを吹く人は?

Kikyoさんからコメント欄に「ユーフォニウム吹きは何と呼ぶのか」という疑問をいただきました。私は「ユーフォニアミスト」だと思い込んでいたのですが、そう言えば正確にはよく知らないので、Webでちょこちょこ調べてみました。

結果、「ユーフォニアミスト」で検索してみると、Yahoo!で11件、Googleで23件(とは出ているが実際15件)、msnで7件でした。一方、「ユーフォニスト」で検索してみると、Yahoo!で6件、Googleで36件(とは出ているが実際10件)、msnで3件でした。ということで、このどちらかだろうと思います。

ちょこちょことWebを見ていると、動詞としての意味もある名前のついた楽器(トランペット、ドラム*1など)はerがつく(トランペッター、ドラマー)、そうでなく名詞としての意味しかない楽器はistがつく、という説があるようです。というわけで「Euphonium」は名詞であり、かつ他には動詞としての意味を持たない語なのでistがつくのでしょう。

確かに、例えば、entertain=楽しませる、で、entertainer=人を楽しませる人、だなぁ。

ちなみにユーフォニアムを吹く人を何と呼ぶのか、他の呼び方も調べてみました。「ユーフォ吹き」はYahoo!で408件、Googleで7140件、msnで710件。「ユーフォニアム奏者」はYahoo!で491件、Googleで1740件、msnで1205件。「ユーフォニウム奏者」はYahoo!で91件、Googleで266件、msnで141件。「ユーフォニアムプレイヤー」Yahoo!で7件、Googleで14件、msnで3件。…という結果でした(「ユーフォニアムプレイヤー」が極端に少ないのは、間にスペースを入れずに検索したからだと思う)。

ついでに「小学生でユーフォニアム」と「小学生でオーボエ」とどちらがメジャーかを調べるための一つの指標として「小学生+楽器名」で検索してみました。結果、「小学生 ユーフォニアム」はYahoo!で377件、Googleで3380件、msnで822件。「小学生 ユーフォニウム」はYahoo!で356件、Googleで2090件、msnで496件。「小学生 オーボエ」はYahoo!で8985件、Googleで6220件、msnで3908件。…でした。

オーボエの方が確かに多いが、そもそも「オーボエ」と「ユーフォニアム」はWebに取り上げられる件数そのものに違いがあるのではないか? オーボエは音楽の授業で習うことがあるし音楽の教科書にも「オーケストラ(管弦楽)の楽器一覧」に載っていることがあるが、ユーフォニアムは音楽の授業で習うことはほとんどないのではないか?…ということに気がつき、そもそも楽器の名前自体でどのくらいのページが検索されるのか調べてみました。

結果「ユーフォニアムYahoo!で20932件、Googleで16000件、msnで13877件。「ユーフォニウム」はYahoo!で13897件、Googleで9180件、msnで10806件。「オーボエ」はYahoo!で141930件、Googleで135000件、msnで86612件。…でした。件数自体が圧倒的に違うのだ。

そこでその次は「小学生」とそれぞれの楽器名がどの程度関連しているか、割り算をして比率を調べよう…という方法があるのですが、そろそろパワーダウンしてきたのでこのあたりで失礼致します…。

木管楽器を担当したことのない私には、木管楽器は未知の世界です。中でも、オーボエは小学生?に「とても吹くのが難しい楽器」ということはどこかで聞いていて、ずっと憧れの楽器ですし、音色も好きです。オーボエを吹いている人は「すごいな〜」と憧れてしまいます。いいなぁ。

うん。楽器は、好きです。私は音が鳴るものなら何でも好きかもしれません。

*1:trumpetの動詞としての意味…トランペットを吹く、らっぱのような声[音]を出す、トランペットで知らせる、大声で知らせる。drumの動詞としての意味…ドラムを鳴らす、とんとん鳴らす、人をドラムを鳴らして集める、ドラム缶いっぱいにする、など