今日買った本

パタンの空より―ネパール滞在日記

パタンの空より―ネパール滞在日記

私が佐野由美さんのことを知ったのはここ1年以内のことだ。著書を手にするのもこの本が初めてだ(もう1冊も手にとってみるつもりだ)。そんな私が佐野由美さんについて多くは語れないのだけれど、amazonのリンク先のブックレビューでは佐野由美さんについて十分説明しつくされていない気がする。少なくとも「レビュー 内容」は「違うだろう」と思う。だから、私はこの本を実際に手に取るという行動を通じて、佐野由美さんに出会ってみようとした。

amazonのリンク先だけからだとわからないかもしれないが、佐野由美さんは亡くなられている。本書によると「1999年4月4日 帰国直前現地にて 交通事故に巻き込まれ逝去。」。1998年4月から1999年4月の予定で、ネパールの小学校で美術を教えておられたとある。

あるいは、こちらを読まれた方がよいかもしれない。
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/200410inochi/index.html

私は生きている。私は何ができるのだろう。「生きている」というただそれだけで素晴らしいことであるような気もする。しかしできるならもっと。何か。私が。誰かへ。

そのためにいろいろな人と出逢っていきたい。この本との出逢いは、そういう出逢いの中のひとつであろうと思う。