Awayday, Op.24(Adam Gorb)

アウェイデー(A.ゴープ)(Awayday, Op.24 / Adam Gorb)
この曲については過去いつかどこかで書いたかもしれない…まぁいいや。私の好きな曲のひとつ。そして、どちらかというと一目惚れならぬ「ひと聴き惚れ」した曲のひとつである。この曲だけ4〜5回繰り返して聴いていても大丈夫。

どこがどのように好きかというと、とにかくかっこいい。CDの解説には「スピード感豊かにジャジーな展開がお祭り騒ぎのように」と書いてあるが、その通りである。中間部には少し穏やかな展開もあるが、最後は再びスピード感あふれるジャジーな展開でそのまま一気に突っ走る。

「お祭り騒ぎ」「陽気な」は、私はそうかな?、とも思う。確かにお祭り騒ぎのようなにぎやかさはあるけれど、どこか寂しさや哀愁が漂う感じをうまく抑えてトータルで“かっこよく”きめているという感じが、私はする。

仕上がるとかっこいいが、拍子に慣れるまでが割と大変だった。2分の2拍子、2分の3拍子、4分の3拍子、4分の5拍子など(他にもあったかもしれない)がくるくる変わる。「5拍子は3+2か2+3で数えればいいんだ」と分かってはいても、つい、あれれ?となることも少なくなかった。個人で慣れたら次は全体で呼吸を合わせてきめるのが難しい。でも演奏していて楽しかった。

音源

パリのスケッチ

パリのスケッチ