楽譜上の面白い指示。

引き続きdoritaさん(id:dorita:20050209)を受けてのメモ。

え〜と。私はまさに「オリエント急行」(P.スパーク作曲(Orient Express / Philip Sparke))で「口で『シュー!』とか『ハァ〜〜』って発音するとかいう指示のところで、間違って「ぷ」と実際に楽器の音を鳴らしてしまう」をやってしまいました。楽譜には「*Steam effect - blown through instrument without producing a note」と書いてあります。

私は今までに2回演奏する機会があり、どちらの時もウィンド・バンドでの演奏だったのですが(ブラス・バンド=ブリティッシュスタイルの金管バンドの方ではない)、私自身も間違って音を出してしまったことがあるし、他にも練習中に誤って鳴らしてしまって「あ…」と茫然と恥ずかしそうにする人を何人か見たことがあります。自分自身がした時は恥ずかしかったけれど、他人がしているのを見ると「私だけではない」と何となくほっとした(そのくらいの度胸の方がよいのかもしれない)。

ちなみに私は下記のCDを持っていて、どの曲もとてもとても好きなのです。いつかブラスバンドでもやってみたい。…という話についてはまた別の機会にしよう。

エクスカリバー

エクスカリバー

エクスカリバー

あと、「Africa: Ceremony, Song, and Ritual」(Robert W. Smith)には、途中(最後の方)に「pick a note」という指示がありました。楽譜上は2小節間音をのばすような記譜であるものの「?」と思っていると「何でもいいから自分の好きな音を吹け」ということらしく「あぁ、なるほど『pick a note』ね…」と納得した覚えがあります。隣の人が「私はEかAかを吹く」と言ったので、ということは音が同じにならない方が恐らく面白いので、では私は2番ピストンは使わないようにすれば同じにならないなぁ…と思いながら好きな音を吹いていました。この曲には他にも「All brass ad lib. vocals, screams, etc.」(声を出して叫べということらしい)など面白い指示がありました。

とか、夜中に過去の楽譜を一生懸命あさっている私って何者だ?何をやっているんだ?と我が身をはたと振り返り、“えへへ…”と一人でパソコンに向かって苦笑しながら更けていく冬の夜でした。しばらく前から楽譜をきちんと整理していないから、一度整理しないといけない…。