はとぽっぽ

先日購入したトリビアの泉~へぇの本~(7)

表ページ(奇数ページ)にトリビアの内容、その裏のページ(偶数ページ)にそのトリビアの解説を書いてくれている。テレビ番組の通り。

さて、この本のp.61に「ケニアの小学校では「はとぽっぽ」が振り付きで歌われている」というトリビアがある(トリビアNo.387。「金の脳」獲得トリビア」)。

そのトリビアそのものに関しては、そんなトリビアもあるかなと思って感心して読んだのだけれど(テレビを実際に見れば振りが見られたのにと思うと残念ではあったが)、その裏のページ(p.62)の解説(たぶん番組でも「トリビアの解説」として放映されたであろう解説)に、ちょっと面白いところを見つけた。

「あった」とゴシック体で書かれた文字とともに、ケニアの小学校で使われている音楽の教科書の中の「はとぽっぽ」の楽譜の写真が掲載されていて、その楽譜の写真が少し楽しい。ただ、楽譜の写真も小さくて、小さい文字は読みきれないのだけれど。

一番上に「Hato Popo(Pigeons)」と題名。その右下に「Japanese Song」と書いてある。ここまでは納得。

その下と楽譜との間に、短い文章が入っている。文頭が切れているし、写真も小さいので全部は読めないが、読む限り「mothers visit a market, children in Japan have fun feeding a pigeons」と書いてあるように見える(最初にアルファベットがもう一文字見えている(判読不能だが)ことと、最後にもピリオドが見られないので、これで全文ではないと思う)。

「children in Japan have fun feeding a pigeons」…。嘘ではないけれど、特記するほど重要事項…なのだろうか。しかし、「日本における子どもとはとぽっぽ」を説明するのに一番無難な説明ではあるのかなぁ。…とは思うが、今はそれほど一般的だろうかという気もする(その前に全文は読めないものの「mothers visit a market」と書いてあるので、「mothers visit a market」と「children in Japan have fun feeding a pigeons」の関連が余計に気になる。)。

それから楽譜そのものなのだけれど、見た限り、変ト長調に見える。調号はフラットが6つ。というわけで「ぽっぽっぽ はとぽっぽ」は「Ges As B, Des B Ges As」と歌えということ。

…なぜこんなわざわざややこしい調で。ハ長調でよい気がする。もしくは歌いやすい音程にするなら、ヘ長調ト長調の方がわかりやすい気がするのだけれど、変ト長調である特別の理由があるのだろうか(国が違うということを考えると、何か理由はありそうだけれど)。

何だかんだと言っても、どうも私は「トリビアの泉」がとても好きなようなので、気晴らしにもう1冊くらい買ってもいいかなと思う。昨日、うたた寝している時に恐い夢を見て、しばらく現実に戻れなかったのだけれど、枕元のこの本をぱらぱら見ているうちにだんだん現実に戻っていくような気がしたということもあって、念のためにもう1冊くらい。