楽器を吹きに行った。

吹奏楽との関わりが、こんな感じ(id:rosa_rugosa:20041119#p2)であるような状態で、今日、ようやく練習に顔を出してきた。本番が近いので。私は本当に本番に出演したいのか、音楽を楽しみたいのかということを問い直す必要があるような気はしたものの、今日はそれはあまり考えないことにした。「考えないことにする」という私自身の行動が良かったのかどうかも、よくわからないのだけれど。

楽器と接する時間と、気持ちと、それから、音楽を専門としていない私の場合は、他に自分の本分を発揮する場とのバランスが崩れることは、私には時々、ある。つらいと思う。

実際にどのように音楽と関わっているか、どのような演奏活動をしているか(していないか)というかたちは、それぞれの人々、それぞれの時々で変わっても、私は音楽を生涯の友としたい…という言葉は少しずれるのだけれど、私は私の人生において、長く気持ちよく音楽とつきあっていきたいと思うのだ。吹奏楽というジャンルにとらわれずに。

そういう付き合い方だから、「好き」「嫌い」の間を揺れて揺れてすることがあっても、「好き」の方が少し多ければいいかなと思う。時には「嫌い」の方が大きくなることもあるかもしれない。

今の私にとって、本番に出演するということは、過度に負荷をかける状態であるのかもしれないとは思いながら、迷いながら、とにかく最後まで練習にいなければと思って必死だった。空き時間に数人の人に「大丈夫?」と声をかけられて、何と答えればよいのか戸惑う自分がいた。

別にそれがどうしたというわけではないけれども、昨日からの話の流れで、ここに書いておこうかと思った次第。とりあえず、なんとなく目眩がする状態で練習に行くのは良くないだろうとは思う。