最近の私の吹奏楽とのかかわり

さんざん吹奏楽関連やユーフォニアム関連で遊んだ後に、割と真面目に振り返ってみると、最近、こういう形でしか吹奏楽と向き合えない。という言い方もおかしいけれど、幸運にも吹くための場があるのに、つまり吹奏楽団に所属しているのに、なかなか練習に行けないし、楽器にも触れることができない。「練習に行くべきなのに練習を休んでいる」という罪悪感から、吹奏楽関連の音源を聞くのもつらい。

正直、こういう今の状態に悩んではいる(今の私の悩みの全体からすると、派生的な問題ではあるけれど)。

忙しいということを言い訳にしたくはないのだけれど、実際問題、現状として、私は日々の生活をまわしていくだけで精一杯だというところはある。それも、私にもっと能力があって要領がよければ、もっと軽やかに日々の生活を送っていって、仕事も十分に満足のいくように努力したうえで、他にもいろいろなことができるのにな、と思うと悔しくもある*1

体調の問題もあるかもしれない。あまりここで私的なことについては書かないけれど、疲れやすくなってきて、楽器を吹いた後の疲労の感じも以前と異なってきた。「あまり練習に行っていないし自宅でも練習をしていない」というのが主な原因でもあるだろうけれど、それにしても、この疲れ方は多少つらい。

それでも、吹奏楽をしていてよかったと思うし、できる限り続けていたい。いま所属している団体は良い面も悪い面も含めて愛している。

私は特別上手なわけでもなく「好き」「離れられない」というただそれだけの気持ちで続けてきた。それでも、いつかは「実際に楽器を吹いて、合奏の中に入って、音楽を奏でる一員である」ということから離れることがあるのかもしれない。実際に楽器を吹いて、合奏の中に入って、音楽を奏でる一員であるということをできるだけ長く続けていきたいから、一時的にでも、自分にあまりにもの負荷をかけるような関わり方はしたくない。無理をすると、吹奏楽を、ユーフォニアムを、自分自身を嫌いになってしまいそうだから。一般の吹奏楽団で続けているという身であれば、なおさらのこと*2。自分なりのペースで歩みを落としてかかわり続けるというのもひとつの方法かもしれないと思ったりする。

実際に楽器を手にする立場でなくなっても、ずっと音楽を愛していると思うし、離れられないと思う。

でも、実際に楽器を手にすると、勝手に身体が動くし心も躍る。身体で覚えている部分もあるように思う(と、言えるほど上手ではないが)。

いろいろな事情で、楽器を手にすることがままならない場合でも、それぞれの音楽の愛し方、吹奏楽の愛し方があると思う。それを大切にしたい。私はできるなら、楽器を吹くという活動に携わってい続けたくて、いま、そのような場があるのは幸運だと思う。

*1:いまは本業の方もかなり綱渡り状態である。

*2:このことについては補足説明が要ると思うけれど、また後日。各人が自分の本業を大切にしつつ「音楽が好き」という気持ちで結びついているということ…かもしれない。