「ユーフォニアム吹きに50の質問」回答に付記

ユーフォニアム吹きに50の質問」に付け足したくなったことがあるので、付け加えます。記述順としては回答順と逆になりますが、28の質問と26の質問について、少し幅広く話をします。

28.ユーフォ以外で好きな楽器は?(ジャンル問わず)?
基本的に音の鳴るものなら何でも好きかもしれません。他に、マリンバ、オルガン、琴、三味線、ドラム、各種の民族楽器(あまり詳しくないですが)などが浮かびました。が、とりわけ管楽器が好きなことは事実のようで、管楽器の音が街でふと聴こえると、知らず知らず、心が躍ります。「みんな聴いて!管楽器の音が聴こえるよ!」と言いたくなります。私自身が管楽器をしているということの他に、息を吹き込むことによって鳴る楽器だからということがあるかもしれません。
その意味では、歌うことも好きです。以前に合唱をしていたこともあります。吹奏楽曲の中に「歌」が入っていたり(例:「吹奏楽のための交響詩“ぐるりよざ”」(伊藤康英))、歌とは言えないまでも声が入っていたりすると、一味違う何とも言えない気持ちになります。合唱曲の中で楽器が使われているのも、何となく嬉しくなります。
もちろん打楽器、弦楽器…その他についても、それぞれの魅力があると思っています(三線(さんしん)やマリンバが好きなのはなぜなのでしょうね。単純に心が躍ります)。

26.ユーフォ初心者の人に向けて、上達する為のアドバイスをしてあげてください!
ユーフォをはじめて2〜3ヶ月の人に…ということになるかもしれませんが…。「やわらかいあたたかい音色」ということにとらわれすぎて、ぼんやりと音を出そうとしないことも大切かと思います。まずはしっかり息を入れて(ということは息を吸って吐いてという呼吸法もしっかりとして)、楽器を十分に鳴らしてあげること。つまりはしっかり吹くこと。身体の全体が楽器になったつもりで、より遠く、より高くまで響かせようと心がけてみること。指についても、ぼーっと曖昧に動かすのではなく、ピストンを下までしっかり押さえ、明確に指の移動ができるよう心がけること。そうすることで「やわらかいあたたかい音色」は後からついてきます。
…これ、ほとんど自分自身への戒めです。