やかん、その3(やや訂正)

「ハーモニカやかん」について、多少の訂正。8月25日の日記(http://d.hatena.ne.jp/rosa_rugosa/20040825#1093409147)には

最初、「ド」(C)の音を長くのばす。次に「ミ」(E)の音を長くのばす。「ソ」(G)の音を長くのばす。その次に「ドミソ」の和音を短く何度も繰り返す。「ドミソ」の和音になるとできるだけ早く火を止めに走らないといけない。

と書いたが、やや誤りであった。以下、お詫びして訂正いたします(誰に詫びるのだ?)。

まず、「ド」(C)の音は本当にかすかにしか聴こえない。「あ、“ド”の音だ」と気がつくと同時に、やや強めに「ド」(C)の音に「ミ」(E)の音が重なる。「ド」(C)と「ミ」(E)の和音になってしばらく経つと「ソ」(G)の音が重なる。これで「ドミソ」の和音。「短く何度も繰り返す」は誤りで、そのまま「ドミソ」の和音が鳴り続け、しかもだんだん音が大きくなる(クレッシェンドする)。音が大きくなりすぎないうちにできるだけ早く火を止めに走らないといけない(たぶん、本当は「ドミ」の和音のあたりで止めに走る準備をした方がいい)。

火を止めると、「ソ」(G)の音がまず最初にすーっと消える。次いで「ド」(C)の音が徐々に消えていく。最後まで残るのは「ミ」(E)の音。どうも「ミ」(E)の音が、このやかんにおいてはポイントのようだ。

ハーモニカの音であったことには間違いない。