オリンピック報道に関連して。

オリンピックの報道、高校野球の報道が連日なされるのは、とてもありがたく、またテレビ観戦していてもわくわくするものである(スポーツが極端に苦手な私でも)。

ただ、今年に関しては、オリンピックの報道の陰で、戦争をもう1度考え直し思い出すための番組や企画が埋もれてしまったという感じがあると、私自身は考えている。

私自身は戦争を身をもっては知らない。ただ(というかだからこそ)、59年前の戦争を私なりに受け止め、考えていく必要があるのではないかと考えている。

来年は大戦が終わってから60年になる。これが70年となってしまうと、語り継ぐことのできる人が極端に減ってしまうのだろう。だからこそ、今(まさに「今」)、身を切られるような思いをしても、語ることによってつらい思いをしようとも、語れないことを含みつつも、当時のことをご自身なりに語ろうとする方がいらっしゃるのだろうとは思う。

これ以上のことは、私はまだ思慮が浅くて書けないのだけれど、ずっと考え続けていきたいと思うのだ。