楽器を吹いてきた。

今日は久しぶりに練習場に行って楽器を吹いてきました。半月ほど前に練習場に行った時は、別件での用事のついでで、楽器を持たずに諸手続きだけ済ませただけだったので、実際に楽器を手にするのは約3ヶ月ぶりになります。

この間、ずっとなんだかばたばたとしていて、バズィング*1や腹筋などをするということすら頭にない状態でした。なので実際に楽器を吹くとほんとうにすかすかのぼろぼろになっていて、思うように音がコントロールできなくて、せめてバズィングだけでもしておけば良かったな…、あるいはベル*2に枕でも突っ込んでおいて楽器を吹いておけば良かった…と思いました。

でも、やっぱり楽器を吹くのは好きだなぁと改めて思いました。息を思いっきり吸って音を響かせるというその行動自体が私にとってはとても心地良いものなんだと改めて実感しました。この感覚が忘れられなくて、身体にしみついていて、ずっと愛し続けているから、私は未だに吹奏楽を続けているのでしょう。幸い私には、現在の楽団に所属して、現役で吹奏楽を続けることのできる立場にいます。実際は練習は休みがちだけれど、それは本当に嬉しいことです。

新しいマウスピース(BACHの4G*3)に慣れるには時間がかかりそうですが(音がすかすかでぼろぼろだったのはそのせいもあるかもしれない)、時間をかけてコントロールしていけば割といい音が出そうだという感覚も得ました。

幸せでした。いろいろ困難もあるけれど、練習に出る日を増やしたいな。

合奏にも早く復帰したいな。合奏での心地良さはまた何ともいえぬものがあります。

*1:バズィングというのはバズ、つまり蜂等が飛ぶ時の羽音のようなブーンという音を、唇だけかマウスピースを使って出すこと。金管楽器は全て唇の振動によって音が出ます。

*2:この「ベル」とはチリチリと鳴るベルではなく、金管楽器の管の大きく広がった部分のこと。

*3:BACHはマウスピースを製作しているメーカーの名前。4Gというのは型番名。